あれとか、それとか、これとか。

日常の、あれこれを綴ります。

「何のための仕事?」への1つのアンサー

 

みなさんこんにちは、アレコレです。

 

 

 

今日は仕事についてのトピックです。

完全に自論ですが、楽しんで読んでいただけたらと思います!

 

今回は「何のための仕事?」への1つのアンサーです。

上司に言われる「あるある」なこんな質問。言い逃れの引き出しには、最適の内容です!笑

 

◾️こんな風に言われた・聞いたことないですか?

 

 f:id:aresore50:20170926182218j:image

(Instagram@50xyz23  より)

 

下記は、新入社員や若手の方によくあるお説教の内容なのではないかと思います。

私自身も、この会話に身に覚えがあります。

 

 

▼飲み会の席で、お説教が好きな上司が近づいてきた。もう逃げられない、どうする!

 

上司「お前はさ、何のために仕事してるの?」

私「えっと…えっと…自分の…生活のため、ですかね??」

 

上司「そうじゃなくて!!」

私「?!」

 

上司「仕事とは、

お客様のためにするものだろ!!」

 

ドーーーン!!!!!!

 

 

「かくいう俺もこんなエピソードがあって!昔は自分のために仕事をしてた!お金のためだけ!!!

だけど、お客様に有難うと言われたときにはやりがいが云々…」

 

 

皆さんは聞いたことありませんか?

このテンプレート・パワー・ワードww

 

いや、わかる。うんわかります。

とってもわかります。

いいと思います。

いいと思うんですけど、

 

 

なんか違和感ありませんか?

 

 

ちなみに私は研修の時にこの言葉を聞いて、

 

「一言、足りねーだろ!」

 

と本気で思った反逆者です。笑

その理由は次にあります。

 

 

◾️先輩の経験談は大抵「誤解」を生んでいる

 

上記の会話を聞いて、素直な方なら

「ああ、お客様のために仕事しなきゃいけないんだ、考え方を改めなきゃ」って思いませんか?

でも、そんなこと言われても…ほとんどの人が腑に落ちていないと思うんです。

 

だって一言足りないんですも〜ん。笑

 

足りない一言、それは、

 

「働くのは自分のため。」

 

これです。

 

え、なんでこんな当たり前のこと言うの?って思いませんか?

だって当たり前だから誰も言わないことが多いんです。

 

この一言を加えると、こうなります。

 

「働くのは自分のため。

仕事はお客様のため。」

 

 

さらに先ほどの上司の会話に合わせてみると、

 

「自分のために

仕事(労働)しています。

でもこの仕事(業務)は

お客様のために在るものです。」

 

となります。

どうでしょう?笑

押し付けられてる感が少ないと思いませんか?

この考え方が、「仕事をするということの基本的な考え方」だと思っています。

この考え方が、必要最低限のものだと考えています。

 

つまり、先輩の経験談の中で誤解が生まれやすいのは、「働くのは自分のため」という考えを肯定する言葉が足りないためだと考えます。

(ぶっちゃけ、「アンタだって生活のために働いてんじゃん!」とか思いますよね。でも言ったらダメですよ。会社の中では人間関係が1番大事ですよねww)

 

もしくは、自分のために働いている。お客様のために仕事を一生懸命やっていたその先に、本当にお客様に喜んでもらえた。それがやりがいに繋がっていった。

いつの間にかその喜びが、「お客様のために仕事(労働)をしている」と思うようになった方なのかもしれません。

いずれにしても、労働の対価として給与を得ているわけですから、必要最低限なことをまずは理解していれば良いのではないかなぁと、思うわけです。

 

だから新人や若手に、基本的な考え方を越えた境地を分からせようとするのは、無謀だと思います。

 

働くのは自分のため。

その仕事はお客さんのために在る。

 

 

それで良いんじゃないですか?

もう、優しい世界になってほしいですね。笑

 

◾️自分の経験について

 

いまの会社に就く前は、某有名ファストファッションブランドの店舗スタッフとして4年間アルバイトをしていました。

そこでは、驚くほどスタッフの多くがお客様のために一生懸命だったんです。

 

お客様の満足のために奔走する意識が本当に高かった。皆で一丸となって仕事するのが、厳しくもあり、本当に楽しくもあった。

その環境の中では、お客様のために仕事ができない人たちは淘汰されていったんです。私が知る限り、半分以上のスタッフが、続けられなかった。

 

そのとき、その世界しか知らなかった私は「仕事(労働)をすることもこの仕事(業務)も、お客様のためにある」と本気で考えてました。

上記でいう、説教してくる上司と同じ状態だったのです。

 

この仕事をしていたら、お金を貰えた。あとからお金がついてくる感覚。

その感覚があったのは、仕事をしているのは、決してお金のため「だけ」じゃなかったから。お客様に喜ばれる「やりがい」のためでもあった。

お金のためだけだったら、もっとラクで稼げる仕事を探していたと思います。

 

 

 

そして、新卒で入社して驚きました。

きっと、会社によって違うと信じたいですが。

驚くほど、新しく入った会社の先輩の多くは「自分のために仕事(労働)している」んです。

いや、悪いことじゃないんです。

多分、良いことなんです。

今の時代の流れに合っています。

だけど、

 

ああ、入る会社、間違えた!!!

と私は思いました。笑

 

上司には「そこまでしなくていい」と言われることが多く、私にとっては青天の霹靂。お客様のために奔走することにやりがいを感じていた私は、ギャップ、萌えもしないギャップに苦しめられました。笑

ああ、今までの私は過剰なサービスを提供していたのか??と自信がなくなるほどでした。

しかも人によっては、お客様のための仕事(業務)を全うしてくれません。しかもそのような人は淘汰されず、守られています。そうだよね、多様性の時代ですもの(?)

 

今でも基本は自分のポリシーを守りながら、時々妥協しながら仕事をしています。どうしてもお客様のためにならない対応になってしまったときは、恐らく人一倍悔しいです。笑

以上、私自身の仕事への考えの変遷です。いろんな人がいるんだなぁと、痛感したなぁと、感じています。

 

◾️まとめ

 

いろんな人が居るから、いろんな考えがあるんだと思います。

だからこそ、「押し付けられている」かのような考え方ってありますよね。

 

個人的には、「何のための」労働と「何のための」業務を切り離して考えるべきだと思いますので、分かりづらい上司の説教はそのまま排水溝にでも流していいと思います。笑

ただ、思うのは一言目で「お客様のための仕事!」と言えるとき、やりがいが非常にあって楽しいのかなぁとは思います。

 

▼今回のアンサー

「何のための仕事?」ではなく、

「何のための労働」と

「何(誰)のための業務」というように分けて考えたほうがいい

→これが仕事の基本的な考え方!

 

自分の生活のために働いていいんです!!!当たり前です!!

だけどその業務はお客様のためのものですよね?その業務は全うしましょうね!というものです。

 

 

▼それ以外の主張

・いきなり「お客様のために仕事しろ!」と言われるとき、基礎を飛び越えて伝えようとしている先輩が無茶な人か、本当にあなたは仕事ができない!

・もちろん、人によっては考え方が違う!業務と労働を一括りに考えている人もいる!

 

いずれにしても、若い時って仕事をしているだけで目をつけられやすいはず(笑)なので、

「何のために仕事しているんだ!」

と聞かれたら、真っ直ぐな瞳で答えられるようにしておきましょう。笑

 

私「私の業務はお客様のために最善を尽くすことです!労働そのものは、私の生活のためです!」

上司「思ってもいないこと言うなw」

 

とか言われたとしてもそのあとのことは知りませんので、健闘を祈ります。笑

 

 

 

グダグダしましたが、読んでいただきありがとうございました!(*^ω^*)笑